◆◇戯れ日記◇◆
〜べース兼HP管理人ワサダ(ぺヤング)の日記っつうかコラムっつうか自己満足っつうか〜

7/30(金)そして夏。

夏ですよ皆さん。いかがですかこの夏。夏休みですか?愛なんていらねぇよ、とも言ってられない夏。夏と言えばロックフェス。今日あたりフジロックですかね。んー、わたくしとんと縁がないですねぇ夏フェス(笑)。もちろん興味がないワケじゃないんですけど、多分あんまし得意じゃないでしょう。だってねぇ…暑いもん(爆)。あ、出ろと言われれば喜んで出ますよもちろん。今でも密かに狙ってますからねぇ。

さて。例の発表から一週間あまり、考えるのは「その」コトばかりだったりもしますが、「それ」については書くのはまた改めて、ということでしばらくはいつもの調子でやらせてもらいます。悪しからず願います。そんなワケで読書日記。↓で耽読中と書いた有島武郎「或る女」読み終わりました。長かった。。いや、けっこう面白いんで長さはあまり気にならないんですけどね、オチが。気に入らなかったのです。「こんだけ楽しませて読ませといてこのオチかよ!」系。と言っても、特にとんでもないオチがついてたわけでもないんですけども、個人的になーんか消化不良。これ、どう落とす?ってわくわくして読んでたもので。軽く脱力しちまいました。がくり。

そんでもって気を取り直して、星新一の短編集。やはし面白いですね。新潮文庫の、表紙の絵がまたちょっとファンタジーで、星新一ぽくていいんですよね。でもあれだ、これ、あまりに読みやすくてすらすら進んでしまうので、ややもの足りなくもあったり。ひねくれ者ですからねわたくし。ちょっと難解なくらいの方がそそっちゃったりするんです。そんなのもあって更にひょいと手を出してみたのが「村上朝日堂はいかにして鍛えられたか」。こいつはご存じ村上春樹が「週刊朝日」という雑誌に連載していたコラムを一冊にまとめたもの。面白いです。でも、正直驚いた。ノリがね、軽い、つうかすんげぇ読みやすくて。安西水丸という人の描くヘタウマ(?)な挿絵と相まって、何とも軽妙で柔らかい印象。これがあの難解な小説の作者と同一人物なのかと思うほど。だもんでコレも読みごたえはないけども、ぐいぐいすらすらとハマってしまう感じです。春樹ファンの方々としてはどうなんでしょかこれ。個人的には龍のエッセイより好きですね。あそうだ、村上龍も早く読みたいんです。でも古本屋で手ごろなのが見つかんなくて。最近の人のはわりと高かったりしますのでね。

とまぁ、相変わらず読み散らしております今日この頃でありますが、夏休みと言えば読書感想文なワケで、「活字離れ」と言われて久しい子供たちに対して、「もっと本を読もう」みたいな記事がよく新聞に出とります。ほんとにね、僕もそう思うことしきりです。活字にこだわらず、漫画でもいいと思うけどね。ともかく、「読む」ことは楽しいと思うのです。ゲームも楽しいだろうけど(僕も猛烈なゲーマーだった時期がありましたし。ほんと猛烈でしたよw)本を読むことにも同じような楽しみがあることを知って欲しい。「娯楽」なんですよ読書は。勉強なんかじゃなく。もちろん色々言葉を知ったり、漢字を知ったり、勉強になる部分も多いけども。そして何よりイマジネイションが育つのではないかと。イマジネイションは大切です。宝です。あぁなんて素晴らしい。というワケで皆さん、もっと本を読みましょう。何だこりゃ(笑)。

んー今日も暑いです。実は先週末あたり、思いきり夏バテてました。。体調悪いと何もかもがダメになります。こりゃいかん。しかしこうも暑いと、冷たいものがね、飲みたすぎ(笑)。ものを食べねば。身になるものを。あ、相変わらずクーラーなしで過ごしてます。こんだけ暑くてもいけますね。もう慣れちった。多分。扇風機で充分です。皆さんもクーラー止めて地球温暖化に歯止めをかけましょう。とか言ってみる(笑)。あー、でも部屋が暑いから食欲失せるんかなぁ…。こいつは難しい問題だぞ。いやいや、食の楽しみを思い出さねばばば。そんなところで。


7/18(日)ご無沙汰しておりました(笑)。

いやーいかんいかん。ずーいぶん久しぶりの更新になってしまいました。ここだけはねぇ、なるべくマメに更新して行きたかったのですけども…。ライヴとか立て込んじゃうとわたわたしてダメですね。ぬ〜、これから取り戻すぜぃ(笑)。

さーさ。そうこうしているうちに梅雨も明け。いやーほんとに雨降りませんでしたねろくに。ほんでいつの間にか気温もぐんぐん上昇してて毎日30℃オーバー。とほほ…(笑)。昔から公言しているように(?)あたくし暑さには滅法弱いのでございます。あっという間に食欲失せるし、すると当然夏バテするしと。去年は冷夏だったので助かったんですけども。今年はそうはいきそうにないですね。気を引き締めていかねばなりません。しかもあたくしクーラーもちょいとニガテでありましてね。職場では一晩中クーラーのがんがん効いたオフィスで働いてるもんで、なるべく家では使わないようにしておるのです。今年もまだコンセントすら突っ込んでおりません。というワケで家では扇風機万歳。去年の夏買った、レトロで素敵な扇風機。昔ながらの青い半透明の羽根の扇風機が欲しくて探し回り、リサイクル屋でゲットした一品。もちろんマイナスイオンなどは出ないし、更にはタイマー機能も付いてないし首の長さの調節もできないわりとダメな代物なんですが、ルックスで一本勝ち(笑)。やっぱこれが扇風機ですよ。まぁ、極暑の昼間なんかはほぼ役に立たないんですけど(笑)。もうしばらくはこれで頑張ってみるつもりです。

暑けりゃ暑いでね、涼しく過ごす工夫を考えるとか、暑い時なりの楽しみを見つけるとか、それはそれで面白かったりもするもんです。とか言ってなかなか昼間は外に出る気がしないので困りもんですけどねぃ。。クーラーの効いた部屋で読書とか映画鑑賞とか、それはそれでオツな気もするし。そしてやはり僕は平家建ての家の縁側とか庭で浴衣着て花火、軒先には風鈴、部屋の中には蚊帳、豚の焼き物蚊取り線香、そしてバケツにすいか、虫の声、みたいな昭和の日本の夏に強く憧れます。これはノスタルジーではなくて憧れですね。イメージ上の。あぁアナクロニズム(笑)。

あーそうそう。前回ここで読んでいると書いた、村上龍のエッセイ集。面白いと言うよりけっこう興味を惹かれる感じで良かったです。エッセイだけ読むと、龍と春樹の両村上は何だか考え方に近いものがある気がしたり。相当な曲者みたいだし。とーいうわけで村上龍の小説が読んでみたくなりました。どなたかオススメあったら教えて下さい。やっぱとりあえず「限りなく透明に近いブルー」かな。この題名かなり素敵ですよね。あ、映画化で盛り上がってる「69」も気になるなぁ。で、今は有島武郎「或る女」やら、星新一の短編集など読んでます。「或る女」面白いっす。けっこうな量がある長編でね、まだ半分くらいなんですけど、「女」がまたいいキャラで。精密でリアルな心理描写に引き込まれてしまいます。そして物語全体にどことなく儚い感じが漂っていてそれがまたよし。ビバ大正文学。

そんなこんなで日々を過ごしております。今月はあとライヴ二本。とにかく体調だけは崩さないようにして万全な状態で臨みたく思っております。皆様もひとつお気を付けて。


クロウズ。
ありがとさん〜。