◆◇戯れ日記◇◆
〜べース兼HP管理人ワサダ(ぺヤング)の日記っつうかコラムっつうか自己満足っつうか〜
3/31(水)尺度。基準。モノサシ。

うーんうん。尺度。ものの考え方。捉え方。そーいうの。確固としてたり漠然としてたり、そこはそれぞれだと思うけど、人間ひとりひとりの中には必ずあると思います。で、一般に人というのはその尺度ひとつでしか、ものを見ることができないのです。世の中のたくさんの物事には色んな、それこそ数え切れないほどのいろーんな側面があるにもかかわらず。僕ももちろんその一人。僕は僕の尺度でしか、ものを見ることは出来ない。複数の側面でものを見られる人は頭がやわらかいというか、そういう人を「頭がいい人」と言うのでしょうねぇ。でもって、そのそれぞれの尺度っていうのは自力で変えようと思っても、おいそれとは出来ないもので。主に環境の変化によってのみ変わるものではないか、と。自分の置かれた環境が一変することによって今までいた世界が、これまでに見たことないようなものに見えたりするのでしょう。そんな時、今までに一つの尺度でしか世界を見てこなかった僕はとても驚き、恐れおののくことでしょう。世界はこんな顔してたのか、と。そんなことにならないように、日頃から色んなものを色んな方向から見られるように、常に広い見識を持っていられるように、そう考え願うのですけど。なかなかね、難しい話ですよこれ。

何かごちゃごちゃした話なんですが、ふとこんなこと考えました。ここんとこ色々なことがあって、アタマ使いっぱなしの日々で。暗くなったり明るくなったり。上がったり下がったり。つまりは考え方一つだ、ということなんですけどね。そう、考え方一つでどうにでもなるんですよきっと。裏を返せば考え方一つでどうにもならなくなっちゃったりもしますけどさ。。

きっとね、色んなものが変わりつつあるんです。ちょっとずつ、しかし確実に。僕個人の考え方だったり、バンドとしてのあれやこれやだったり、その環境だったり、周りの人たちだったり、季節だったり。良くなっているのか、或いは悪くなっているのか、判断を下すのはいつだってその未来の姿でありますから、今は何とも言えないですけどね。しかし信じていくしかないのです。良くなっていると。良くなって行くと。自分を、世界を。おや?また話がでかすぎる?(笑)

そんなこんなで三月のライブが終わりました。この二本、僕らにとってひっっじょーに意義深いライブでした。 とても大切なものの存在に気付き、たくさんのものを手に入れた、気がします。僕個人としても、だいぶ心持ちに変化がありました。簡単に言えば僕にはまだまだ足りないものが多すぎる、もっともっと頑張らねばいかん、と言うことで。この心境と言うのはライブ後にいつも陥るものだったりもしますが、その度合いがちと違いました。 うちのバンド、ちょいと前からわりと変わって来てます。その中心にいるのはやっぱりギターボーカルたるカガミです。存在感がどーんと出て来た。メンバーである僕が言うのは何だか手前味噌な感じですが、ほんとに。そんで、僕はそれにつり合うだけのベースを弾けているか、存在感を持っているか、っていうとまだまだ足りない。そんなことを考え、思案模索したりしておりました。

それに加えて、バイトの方にも行き詰まりを覚えてたりしてまして。やめたくてしょーがない。最近、職場環境がひどすぎるのです。で、転職などを目論んでもおったり。しかしもう6年も続けてる仕事だけになかなか決心もつかず。。むー…。

前にも書いたけど僕は、基本的に変化をあまり好まない人間でありまして、それなりに居心地の良い環境にいたらそこからなかなか飛び出そうとはしない質で。新しいことを始めるのとかとっても苦手。でもこのとこ、上に書いたようにだいぶ心境の変化があって、何かうだうだやってる場合じゃないっつか。あーうまく言えないんすけどとにかく変わって行ってる気がするんですよ。僕と言う人間も。少なくとも、変わっていかないかん、と思ってる。やはり環境要因によるものだと思いますけど。で、ちょっくら新しいこと始めることにしました。来月から。詳しくはまだ言えませんがそのうちお知らせいたします。僕自身の向上のため、バンドとしての向上のため、全力で取り組んで行くつもりです。

そんなんもありつつ、来月末にはレコ発企画も控えてまして、かなりいっぱいいっぱいになることが予想されます。しかしこの際、せいぜいいっぱいいっぱいになってやろうと、変な覚悟してます。何かどうにでもなる気がして来た。何もかも。こういうの前向きって言っていいのか、ちとやけっぱちな感じなのですが。ともかく、やりゃいいんです。やりゃどうにかなるんです。後のことは後で考えればいいのです。ぬごー!

それから、5月のライブスケジュールをアップしたのですがチェックしていただけましたか?レコ発企画後5、6、7月と、かーなり色々なところを飛び廻るようにライブして行きます。これもバンドの変化の現れで。もしくは変化のための模索で。すべては信じる道のために、信じる己のために。んーカッコ良すぎるか(笑)。僕らがどこへ向かうのか、僕らにも分かりませんが、ひとつ目を離さないでいて下さいね。僕らも楽しみなんです、実は。

さぁ、今日は3月最後の日。今夜はレコ発企画に出てくれるdisburdenのライブを観に行くため仕事は休み。彼らのライブ観るの久しぶりなんで、えらい楽しみですわぃ。あっ、そうそう念願のめがね買いました。赤いセルフレームの素敵なやつ。今日取りに行ってきます。久々にうきうきする買い物しました。けっこうな出費には目をつぶってね(笑)。はい、まとまりつかないまま終了ー。


3/17(水)ロックンロールとエルビスコステロー。

久しぶりのライブ、終わりました。間隔が一か月以上開いたのも久しぶりでしたね。その間やることはたくさんあったし、色々とやってはいたけども、やはり一本のライブにはかなわない、というのが正直なところです。ライブには色々なものがあります。ライブから色々なことを得ます。日常生活の中には存在しないもの、日常の中にも似たようなものはあるけど何だか物足りないもの。そんな空気、におい、感情、思考、温度、コミュニケイションなどなど。言葉にすると途端に安っぽくなってしまってアレですが。そこにあるもの、そこから得られるものが僕にとっては不可欠であると。つまりはエッセンシャル。

ライブの無い生活には、何かが足りない。バンドをやっているという意識や喜びが、どうしたって低くなってしまう。こういうの、いけないとも思うんですけどね。何してたって、しっかりと地に足着けて生きて行かなきゃならないんです、人間てやつは。おっと話がでかくなりすぎ(笑)。ライブが無くたって、そのうちやって来るであろうライブの時のことを考えてしっかりやっていかなければならないんですよバンドマンてやつは。意識を低くしてる場合ではないのです。ほんとは。でも実際、ライブの感覚の話も掲示板でタクっぺがしてたけど、どんなにライブのことを思い出してよみがえらそうと思っても、ステージでよみがえってくる感覚とはほど遠かったりもするんです。ステージで演奏をしながらまさに、あぁライブってこういうもんだったな、と思う感じ。気付くこと、得るものと言う点でも、リハーサルをどんなに回数重ねても、一回のライブにはかなわないのであります。

でまぁ、音楽的なことももちろんなんだけど。僕にとってはもっと根本的な、人間的な部分で得るところが大きい。日常生活をただ送っている僕は希薄であります。感情もどちらかと言えばクロウズされがちであったり。足りないものが多いのです。それを補ってくれるのがライブのような気がするのです。いわゆるサプリメント的存在。そこで初めて僕は一人前の人間になれる、かのような。うーん何か大げさだなぁ。。でも何となく言いたいことは伝わるかしら。ちょっと言葉を変えれば、常に目を逸らしている自分と言う存在と、きちんと向き合う場所、と言うような意味合いもある気がする。心を閉ざしていたり、自分から目を逸らしたりしてたらライブはできないですもんね。

そんなこんなで、僕にとっても、そしてバンドにとってもライブは重要であるというお話でした。何より楽しいしね。単純に。それだけで片付けてしまってはいけないのが難しいところでありますが。そういう意味では14日のライブはとても有意義なものでありました。主催のノスタルジックのみんなに感謝。

それにしたってですよ。「エヴァンゲリオン」。面白すぎです。ありゃもう殺人的です。一話30分をヒマを見ては鑑賞し、ついに今日、26話まで観終わりました。昔狂ったようにどハマりしたアニメだけに、懐かしさという要素は否定できないですがそれにしたって。元々僕はほんとの意味でのヲタク少年でありましてね。あんまり詳しくは明かせないですけど(笑)。あれ、作った人達もホンモノのヲタクどもだと思います。しかも超一流の。何せツボをよく分かってる。ああいうのに拒否反応を示す人もいるだろうけど、僕は本当にハマってしまった。ひところは軽く社会現象にもなって、文化としてのジャパニメーションうんたらなどと語られましたが、んなこたー僕らヲタク的にはどうでもよくって、ヲタク的アニメとしての完成度がハンパなく高い、それで充分なんです。しかも僕は物語の根底に流れる暗い部分に、イヤというほどシンクロできてしまうし。やりすぎの感はちょっとあるけど人間をちゃんと描いてて、そこには多少、現代社会を浮き彫りにしてる感じはありますけども。

あれはぜひ皆様にもおすすめしたいです。ほんとに。何かああいうの好きじゃないとか、アニメなんか、とか思ってる人にもぜひ観てみて欲しい。実は僕も大好きなんだ、という方はぜひ友達になりましょう(笑)。後はお楽しみの完結編(とか言って実は全然完結してないけど)である映画版を残すのみ。うぉぉ早く観たい!

最後にちょこっと最近の読書状況をご報告(誰も聞いてない)。
今読んでる本:「壬生義士伝・上巻」 (浅田次郎著)
今日買った本:「不夜城」(馳星周著)「鉄道員(ぽっぽや)」(浅田次郎著)「チューイングガム」(山田詠美著)。いずれもハードカバー、¥100。
この三冊をいっぺんに買ったらいかにもミーハー的でいいかも、という自虐的発想によるセレクト。そして最近の僕の、現代作家にも手を出してみようかしら、などという傾向が顕著に出ている近況でした。感想などはまたいずれ。よーし今日はバンド練。しっかし風強ぇーなぁ。。風の強い日、大っきらいです。


3/4(木)日々是雑然。

あぁぁぁぁうっせぇぇぇ!やかましぃ!静かにしやがれ!…突然大変失礼しました。実は今、水道工事とかが行われているらしく、我が部屋の前でものすごい大爆音と振動が轟いておられるのです。ただでさえ普請の怪しい我がアパート、その騒音と振動は尋常のものではないのです。部屋から台所へ出ると、目の前で工事されてるかと思うくらい。仕方なくせめてもの抵抗にと、ジェイムズブラウンを爆音でかけ、ホットコーフィーを飲みつつゴキゲンを装ってみるも歯が立たず。。それにしたって、年度末だか何だか知らんけど工事やりすぎですよ。こないだっからうちの前の道路もずーっと掘り返してなんだかんだやってるし。がたがたごりごりわーわーうるせーし、チャリで通るのに難儀するし、まったくもう。もう。…まぁまぁ、公共事業いたしかたなし。文句も正面切って言えないしね。それでメシを食ってる人達もいるのだからと無理矢理納得。大人なワタシ。

で。またやってしまいました…。余裕なき日々。地に足の着かぬ毎日。全くいつまで経ってもこれだ。こりゃもう治らんのかね。うーん。ジャケット仕上がったと思ったら次は企画用のフライヤー。余裕ぶっこいてたら何気に時間がないことに気付き、急ピッチで作業を進めるもなかなか思うように進まず。いらいら。や、デザインは大まかに決まっておったし、あとは細かいとこを詰めるだけだったんですけど。これがなかなかどうして。ま、とりあえずデザインは上げてもう発注までは済み、事なきは得た感じではあります。お、たった今正確な納期が出ました。これで次のライブには配れます。良かった良かった。

昔からこーなんですよね。何事も。ぎりぎりにならないと焦らない。焦れない。ヤんなります。ほんっと。心から。ほんで焦り始めてからの精神状態が良くない。やらねばならないことがアタマの上にどかーとのし掛かっとって、その重みを常に感じつつ何事にも臨まなければならない。とーぜん、落ち着いていられるワケもなく。止めどなく溢れる貧乏ゆすりをがたがたと繰り出しながら生きる日々。時には重みから目を逸らしてみたくなって、下を向いてみるが重みはなくなることはない。当たり前であるが。却って貧乏ゆすりが目に付くのみであります。そして、こんなことなら、と後悔が押し寄せる。しかし押し寄せたところでどうなるものでもないので、躍起になって打ち消そうとするけれど、消そうと思えば思うほどアタマの重みは重量感を増して行く。後悔とは得てしてそーゆーもんでありますが。結局、上を向くのも辛くなるほどの重みを堪えてそいつと向き合わなければならんのです。泣く泣く。あぁ自業自得。あぁ自暴自棄。

んっ。何かすっかりべっこりキてる感じですが、フライヤーはなかなか素敵なものが出来ましたのですよ。レコ発企画なだけにCDのジャケットとコンセプトを同じうして作ってみました。手元に届き次第色んなところでバラまきますのでどーかよろしく。

しかしですね。ここ最近の生活崩壊っぷりは、もはや人間の度を超しておりまして。夜は寝て朝に起き昼は働く。そして一日三度の食事。かような人間の節度?、乃至当たり前の生活サイクルに対して真っ向から勝負を挑み。寝るのは眠い時。時間、量、場所は問わず。食べるのは時間に余裕がある時。量、質、回数は問わず。かと言って、ろくに寝てない、ろくに食べてないと言うわけでもなく、ただ全くもって規則性が欠けているということ。規則的に摂取しているものはタバコとコーフィー。これは毎日進んで摂取。おまけに風呂はおよそ週二回。家のベッドではもう二週間以上も寝てない。いい加減にしろっつの。元々生活は荒れている方でありましたが、それだけに睡眠と食事に関してはそれなりに気を遣っていたワタクシ。ここまでめたくそに荒れたのは初めてかも。変な話だけど人間として、あぁこりゃまずいわと素直に反省してます。どんだけ良くなるか分からないけど、改善の為の努力はしていきましょ。つまりは余裕ですわ。主に精神的な。これがなきゃやっぱダメだ。

そんな中、じっくり本を読む気もなかなか起きないので代わりに、と映画を一本鑑賞。「突入せよ!あさま山荘事件」。赤軍派とかそれなりに興味があったのでわりと期待して観たのですが、やや期待外れ。。何か騒がしい映画だ、というだけの感想。突入シーンの映像には迫力があって盛り上がり気味でしたが、それだけ。全編通して警察からの目線、てので仕方ないとは思いますが、どうにも警察の内情ネタのどたばた劇、といった印象。これなら某大捜査線の方がよっぽど面白いのではないか、というのはあくまで個人的な感想。だってあれじゃ赤軍派関係ないもん。

はてさて。ナウウォッチングBGD(バックグラウンドドラマ)はTBS「愛していると言ってくれ」(再)。これは僕が高校生の頃、常磐貴子が大好きだった頃にうはうは言いながら(笑)観てた青春ドラマです。ストーリーもいいし、トヨエツかっけーし、ドリカムの主題歌も秀逸極まりなし。今頃再放送やるなんてズルいぜ。あっ、工事終わったかな。んじゃベースでも弾くとしますか。つーわけで三月一発目。近況報告でありました。


クロウズ。
ありがとさん〜。